愛川町にある築50年の古い店舗住宅を対象にしたリノベーションプロジェクトについてのコラムです。このプロジェクトの中心となったのは、コスト削減のために廃棄されたパレット40枚を活用するというアイデアでした。これらのパレットは住居部分の改修に使用され、特に天井と床の土台として再利用されました。パレットの解体と再構築は簡単な作業ではありませんでしたが、職人たちの手によって、効率的かつ創造的に進められました。

このプロジェクトには、地元の不動産業者である間嶋さんが大きな役割を果たしました。彼は放置された物件を活かすことに強い意志を持ち、リノベーションプロジェクトを支援しました。間嶋さんのような情熱を持った人々との協力は、このプロジェクトを成功に導く鍵でした。

リノベーションの結果、古い店舗住宅は新しい魅力を持つ住居空間に生まれ変わりました。廃棄されたパレットを利用したことで、約30%のコスト削減を実現しました。さらに、アップサイクルされた素材の使用は、環境に配慮したサステナブルな取り組みとしても評価されています。

この経験から、私は空き家再生の分野において、アップサイクルリノベーションの可能性を改めて感じ、今後もこの分野での活動を続ける決意を固めました。今回のプロジェクトを通じて得た知識と経験を活かし、これからも地域の空き家問題に取り組み、新たな価値を生み出していくことを目指しています。

愛川町にある築50年の古い店舗住宅

私たちが手掛けた店舗工事の施工過程を写真とともにご紹介します。 各段階ごとの変化をお楽しみください。

一階店舗の廃材を

解体後のスケルトン段階での写真です。廃材を使用してアップサイクルして店舗を作っていきます

パレットの準備

物流に用いる、パレットの木枠を使用して店舗を作っていきます

途中経過

少しづつ全貌が見えてきました。

完成間近

間も無く完成です。